日本の鍼術は、数千年の歴史を持つ伝統医学です。
その思想と技術は東洋医学の中でも独特なもので、現在広くおこなわれている中国式の経絡・つぼなどによる鍼治療とも大きく異なります。
日本の鍼術では、病気も自然のはたらきとして尊重し、大切なものとしてあつかわれます。
病気あってこその体であり生命という考え方です。
人の体も時代を写します。
現代という時代を最も鮮明に写し出すものは、追い詰められた人間の体かもしれません。
病気を敵にまわさないでください
病気を敵とする事は
自然を敵にまわすという事ですから
病気は命の羅針盤です