初めての治療を終えた患者さんが
硬結に鍼が触れた時の独特な感覚について
「懐かしい、いたみでした」・・・と
おっしゃいました。
「痛み」・・・ではなく
「傷み」・・・でもない
「懐かしい、いたみ」 だと。
鍼は懐かしさの彼方へ向かう為のツールです。
前回のブログの患者さんと初診の頃の会話です。
「自分の体が自分だと言えますか?」
そうお尋ねしたところ
「?・・・『体は体、私は私』・・・でしょうか ?・・・
・・・松田さんは言えるんですか?」
私「はい、言えますよ・・・私の体が私で、それ以外無いと思いますが」(笑)
「・・・そうですね・・・」(笑)
こんな感じのスタートでした。・・・
20年前
4才の男の子に問われました
「おいちゃん! ハリチク(鍼)で勝ったことあるか?」
「一度もないなぁ・・・」と私
男の子「ふ~ん・・・」
大きな問いでした・・・
子供はいつも先生です